モデルハウス着工しました!

家づくりBLOG

コロナ禍の中、世界的な原料高と輸送費の高騰が相次いでいます。

住宅に関しても、材料の木材や金属の高騰がニュースで取り上げられるようになっています。

ウッドショック
https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00145/051400035/

鉄の値上げ
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC174CV0X10C21A5000000/

世界的な人口増加は引続き続いており、
様々な原材料の値上がりは今後も続いていくという見解もされているので、

家づくりを行うタイミングは、
建てようとご家族で決められた時が建てるタイミングかと存じます。

値上がりだけでなく、材料の入荷時期への影響もあり、
ウッドショックの影響が大きく出てくる前から進めていた、
モデルハウス建築にも、この影響は受けています。

各資材屋さんと相談しながら、この度 モデルハウスの着工となりました。

YouTubeにて、工事中の映像をあげておりましたが、
7/29時点で、チャンネルが閲覧出来ない状態になっているため
直り次第、動画のUPを再開致します。

現在、上棟も無事終わり
トリプルガラスの樹脂サッシも取付が完了したので、
気密測定を実施しました。

家の中の空気を機械で押し出して、どれくらい隙間から空気が入りこんでいるかを実測していきます。

気密測定では、C値という数値で隙間の大きさを表します。C値が少なければ少ないほど、より高気密な住宅ということになり、当社ではC値 0.3㎠/㎡以下を確保するように家づくりを行っています。

結果は、C値 0.2㎠/㎡!

社内基準をC値 0.3㎠/㎡としているので、無事合格 次の工程へと進みます。家の隙間という隙間の合計が計測値で24㎠となり、名刺の半分程度のサイズです。
 
以前国が示していた高気密住宅の指針が、この地域では、C値5㎠/㎡というもので、延床面積約30坪 100㎡ほどの二階建ての家なので、家全体では約500㎠。これはお子さんが持っているB5サイズの学習帳くらいの大きさです。

当社では、この家の隙間を計測する測定士が在籍しているので、ハウスメーカーさんや他の工務店さんのお家の気密性能をご依頼をうけて計測することもあるのですが、気密の対策をしていないお家で測定すると、隙間という隙間から空気が入りこみすぎて、計測不可となることもあり、B5サイズの学習帳以上の隙間が空いている可能性があります。

外の冬の冷たい空気や、夏の熱い空気がどんどん入ってしまう状態では、断熱材をいくらこだわっても、効果が薄くなってしまうので、お家を高断熱にするのであれば、高気密化も合わせて行うことが大切です。

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